自分で髪の毛を抜きすぎてはげたことで悩んでいる人向けに解説しています。
髪の毛を抜きすぎてはげる原因
頭皮や毛穴が傷つくと髪が生えづらくなる
まだ抜ける予定ではない髪を無理に抜くと、少なからず頭皮に負担がかかります。
頭皮が傷つき炎症を起こす原因や、毛穴の奥にダメージを負うことにも繋がります。頭皮や毛穴にダメージを追うと、ヘアサイクルの期間にも悪影響を及ぼします。
髪が新しく生えてくるまでの期間が遅くなるだけでなく、生えてきた髪も強く成長できずにすぐに抜けやすくなってしまいます。そのため、自分で髪を抜く行為自体がハゲる原因に繋がります。
抜毛症である可能性
ついつい髪の毛を抜いてしまう癖が治らない、という人は抜毛症である可能性もあります。
抜毛症は、ただの癖ではなく精神疾患の一種ですので自己解決は難しいです。
自分では思っていないことが引き金となり、自覚がないまま毛を抜いてしまっている人も多くみられます。髪を抜く癖を治そうとすること自体もストレスとなり、ますます症状が進む場合もあります。
本気で抜毛症と向き合いたいのなら、病院での治療を検討してください。
抜いた髪は何日で生える?癖があると日数も伸びる
抜けた髪の毛はヘアサイクルの期間を経て、約3ヶ月で生えてきます。例え自分で抜いた髪の毛であっても、約3ヶ月の期間で生えます。
ただし、自分で髪を抜く癖があるとヘアサイクルが乱れがちになりますので、3ヶ月以上の期間がかかることもあります。
また、毛根の細胞が死滅してしまうと髪の毛は二度と生えてきません。
毛根が生きていれば抜いた髪でも生えてくる
自分で髪を抜くくらいの刺激では毛根が死滅するほどのダメージが起こるとは考えにくいです。
ですが、抜きすぎていると毛根も傷つきヘアサイクルの周期が乱れますので、生えてくるスピードなどには影響があります。
髪を抜いてはげたときの対策方法
対策方法としては
- 一時的にごまかす
- 頭皮環境を改善する
- 病院での治療
があります。
一時的に隠してごまかす
抜く癖は、なかなか改善しにくく、抜いた髪が生えてくるのにも時間がかかります。すでにハゲてしまったところは、生えてくるまで一時的に隠すしかありません。
帽子やヘアスタイルでハゲを隠していこう
ハゲたところを一番隠せる方法は帽子をかぶることです。髪全体を覆うので、ハゲたところも隠せます。
髪がベタとしやすくなる点や、室内でも外せない点などのデメリットはありますが、人の目が気になるのなら帽子で隠していきましょう。
ヘアスタイルで薄くなった部分をカバー
ハゲた部分を隠すようなヘアスタイルで誤魔化していきましょう。どんなヘアスタイルが良いかは、個人のハゲかたによって違います。
美容師さんに相談すると、ヘアスタイルのアドバイスをもらうことができますよ。
頭皮環境を整える
自分で髪を抜いていると、少なからず頭皮が傷ついています。炎症などが起きている場合、皮膚科などで炎症を止める治療を行いましょう。
頭皮に優しいシャンプーに変更、頭皮ローションや育毛剤などで頭皮環境を整えていくのもおすすめです。ですが、頭皮に傷が付いている状態であれば、傷にしみる原因ともなりますので、使用する際は商品選びに注意してください。
抜毛症でも使える育毛剤については『抜毛症専用の育毛剤を使用する』も参考になさってください。
髪を抜く癖を改善するには病院での治療
抜毛症の原因は精神的な側面が大きく、自分で治そうとしても難しい面があります。癖は自分ではなかなか改善できにくいもので「やめなくちゃだめ」と思っていても、自分の意思だけでは止められないのも事実です。
抜毛症の改善策の一つとしては、病院での治療があります。自分で抜毛症だとの認識があるのであれば、精神科や心療内科で一度診断を受けてみましょう。
抜いた髪の毛を早く生やす方法
自分で髪を抜かなくなれば、いずれは髪の毛は生えてきます。ですが、自分で髪を抜いている場合は頭皮が傷ついている可能性が高く、髪も生えづらくなっています。
少しでも早く髪を生やしたいのであれば、頭皮環境を整えていきましょう。
抜毛症専用の育毛剤を使用する
育毛剤の効果の一つに発毛促進がありますから、自分で抜いた髪を生やすお手伝いをしてくれます。ですが、自分で抜いた髪と、薄毛になっている人とではハゲの理由が違いますので、当然使うべき育毛剤も違います。
自分で髪を抜いていると多少なりとも頭皮は傷付き、繰り返し抜くことで皮膚も硬くなっています。自分で抜いた髪のケアで使うのなら、トリコチロアールのような抜毛症に特化した育毛剤を使っていってください。
髪の毛を抜きすぎてはげたのなら対策をしていこう
自分で髪の毛を抜きすぎるとはげていきます。自分でわかっていても、ついつい抜いてしまう癖となっているのであれば抜毛症になっていることもあります。
抜毛症であるのなら病院での治療を行っていきましょう。同時に自分で抜いてしまった髪を生やすためにも、抜毛症に特化した育毛剤を使っていきましょう。