M字はげはポニーテールなどの髪型が原因で起こること、ハゲないための対策方法などをまとめています。
ポニーテールでハゲる原因は「牽引性脱毛症」がほとんど
ポニーテールをし続けていると、おでこのM字部分がはげることがあります。生え際などの同じ部分に強く刺激が続くことによる脱毛症のことを「牽引性脱毛症」といいます。
ポニーテールや、お団子ヘア、みつあみなどの髪型を長期間続けていると起こりやすく、圧倒的に女性に多い症状です。
髪型だけでなく、同じ分け目が要因になり発症するときもあります。髪の重たさでも起こるので、短髪の人よりも長髪の人で起こりやすいです。
いつも同じ髪型をし続けていると、M字はげは進行してしまいます。
ハゲないための対策
ポニーテールを止める
一番の解決策は、M字はげになっている原因であるポニーテールなどの髪型をやめることになります。
ですが、仕事や習い事の関係で髪型を変えられないときもあります。
ポニーテールを止められないときは、仕事や習い事が終わったらすぐに髪型を変えるなど、長時間髪に負担をかけることを避けていきましょう。
結び方をきつくしないなどの工夫もしていきましょう。
ポイントは、
- 髪に長時間の負担を避ける
- 強い刺激を避ける
ことになります。
ヘアスタイルでM字部分を隠す
すでにM字ハゲになっている部分は、ヘアスタイルで隠していきましょう。
思い切ってショートヘアにしてマッシュボブにすると前髪が多くなるため、M字部分である生え際が目立たくなります。
前髪をセンター分けにする、おでこが少し透けて見えるシースルーバング、前髪カール、横分けなどがあります。
自分のM字はげの進行度や髪質などで、どのヘアスタイルが良いかは違ってきますので、美容師さんに相談するのがおすすめです。
1つのヘアスタイルにこだわらずに、複数のヘアスタイルを組み合わせると、M字はげ予防にもなりますし、髪型のマンネリ化も防ぐことができます。
生え際メイクをする
どうしても生え際が目立つ髪型をするときは、生え際メイクでM字部分を隠していきましょう。
生え際専用のメイクや、パウダーを使用すると、違和感なくM字部分を隠すことができます。
M字部分をメイクすることで小顔に見えるメリットもありますよ。
ただし、生え際メイクやパウダーを使用したときは、1日の終わりにはしっかりと落とすことを忘れずに。
メイクを落とさないままだと、頭皮の毛穴を詰まらす原因となり、別の原因から薄毛となってしまいます。
今では、女性の薄毛隠し専用のパウダーも販売されていますので、一時的にでもM字はげを隠したい人はぜひ使用してみてください。
M字部分の毛を増やす
髪型や生え際メイクで一時的に隠せても、M字はげを治す対策ではありませんから、根本的には解決しません。
M字はげを根本的に解決するためにも、頭皮マッサージや育毛剤の使用などのセルフケアで髪を守っていきましょう。
M字はげになっている部分の髪は、正常の髪よりも弱っている状態ですから、育毛剤を使用し髪を丈夫に育てていきましょう。
育毛剤には髪を強くし抜けにくい毛にする効果がありますので、M字はげ対策としても有効です。
育毛剤を使ってケアする場合、男性と女性ではハゲになる原因も違いますので、必ず女性専用の育毛剤を選んでください。
ただし、すでにハゲてしまったところからの発毛の効果はありません。
ハゲてしまったおでこから、毛を生やしたいのなら、薄毛専用のクリニックで治療を受けていきましょう。
脱毛症なら治療しないとダメ
M字はげになっている原因が、FAGA(女性型脱毛症)やびまん性脱毛症であれば、早期のうちにクリニックで治療を開始しましょう。
進行性の脱毛症ですから、放置しているとハゲの症状は進み、セルフケアでの対策ではハゲは治りません。
M字はげだけでなく、頭皮全体で髪が薄くなっているのなら脱毛症を発症している可能性があります。
今ではオンラインからでも診察が可能な女性専用のクリニックもありますので、誰にもバレずに診察が可能です。
本気でM字ハゲに悩んでいるのなら、薄毛専門のクリニックに相談することから始めて見ましょう。
根本的に直さないとハゲのまま
女性がM字はげになる原因の多くはポニーテールなどの髪型が原因の牽引性脱毛症である場合がほとんどです。
牽引性脱毛症の場合は、髪型を変更すると少しづつ症状は改善されていきます。
髪型を変更できないのなら、長時間同じ髪型でいることを控える、きつく結ばないなどで対策していきましょう。
ヘアスタイルや生え際メイクで一時的に、M字はげを隠す方法もありますが、根本的な解決ではありません。
ですので、本気でM字はげ対策をしたいのであれば、育毛剤などのセルフケアを行うか、薄毛専用のクリニックで治療を開始してください。
M字はげになっていると気がついているのに、何の対策をしないままではハゲの症状は改善されませんので、早期のうちに対策に動き出してくださいね。